むちうち症と施術
<強い衝撃は全身に影響>
南米のチリで発生した地震の影響は、遠く離れた日本にまで津波が押し寄せてきます。池に石ころをポンと投げ入れても波紋はどこまでも続きます。
私たちが転んで手をついた時に手のひらはほとんど傷めませんが、手首、肘、肩へと衝撃が走ります。
直接手をついた所より離れた場所を傷め骨折することも稀ではありません。(この衝撃の事を介達外力といいます)
むちうち症は、ただ単に首だけの問題だけでなく全身に影響が及ぶので、その他のけがとは違う特徴があります。
中でもバレリュー症候群や脳脊髄液減少症等は、その症状からある程度察することが出来ます。
しかし、それ以外の様々な体の異変は、体のどこに起きてもおかしくないと考え、当院では痛いところだけでなく体全体を診ていきます。
<オアシス接骨院の治療>
からだのチェック
まず体の状態を把握するため、全身の関節の動き、手足の筋力を、身体に無理のない範囲でチェックします。
次に、体のバランスを確認させていただきます。つまり体の中心に重心があるかどうかを確認します。重心が中心からずれていると筋肉のコリや張りがなかなか取れません。
また、むち打ち症で首が動かせない時に、無理に動かしたりマッサージをすると悪化します。
寝違いやぎっくり腰を経験したことのある方は想像できると思いますが、動かそうとすると激痛が走り、痛む所を軽く押しただけで痛みが強まり悲鳴をあげてしまいます。
シンクロ療法と痛みの改善
人体には、解剖学や生理学等で解明されていない神秘的なシステムがあります。
経絡やチャクラ、足つぼという言葉に代表される体の反射が投影されるところ、体の部分同士がシンクロしているところです。
それを利用して当院では、体のつながりを確認し、傷めたところには全く負担をかけずに、遠隔的に治療していきます。刺激量は軽微な強さから心地良い程度の押圧ですので、痛みを伴う施術は行いません。
当院の遠隔的な施術は様々な理論、方法を用いていますので患部に直接アプローチするよりもはるかに効果があると確信しています。
さらに、筋力に低下があればそれを回復する筋トレを行います。手足を曲げ伸ばしする運動を数分行います。弱っている筋肉が働きだすとこれまで無理に頑張っていた筋肉の負担が減るので、コリがほぐれ痛みが和らぎます。
また、患者さんによっては関節の可動域を改善する運動、筋肉、筋膜を緩めるための軽度のストレッチを併用することもあります。