寝違いとは、朝起きたときに首が痛くて動かせない状態になることをいいます。
朝起きて首が痛くて持ち上げられず、やっとの思いで起きても、顔を下に向けて洗えず。車に乗っても、バックする時に直接後ろを向けないなど生活に支障をきたします。

 

原因
寝違いの原因は一過性の筋肉の炎症です。こり固まった首の筋肉が夜寝ている間に、静脈やリンパ液の流れが悪くなることにより異常に固まって、首の筋肉が限界まで緊張した時に発症します。
とくに朝方は体温が最も低く筋肉も固くなっているために傷めやすくなります。枕も自分にあってなければ首に負担をかけるなどの原因となります。
また、朝傷めたときは軽度でも、運動したり、お風呂で温めたり、お酒を飲んで急激に悪化することもあります。
しかし多くの場合は、寝違いになる状態の時には首や肩コリがひどく、腕の疲れ(自覚している人は少ない)や背中から腰のコリがあります。

一般的にこのように思われていますが、免疫力の低下が大きく関与します。ほとんどの人は意識しないと思いますが、ヘルペスウィルスが体で増殖した時に起きやすくなります。治療は脾臓の機能を強化し、免疫力を高める施術を行ないます。

 

主な治療
軽症の人は、直接はりやマッサージをしても治っていきますし、首と関連する腕や肩甲骨周囲の筋肉を刺激して緩めていけば、さらにどんどん良くなります。

重症の人は、大体上記の治療ではあまり変化が見られず、さらに背中や腰、下肢の筋肉の硬結(しこり)までも緩めていかないとビクともしません。さらに、リンパ球の働きを高めるために脾臓のポイントを背部から軽く押圧します。治癒までに要する日数は通常1〜4日、長引いても一週間から10日で完治します。

 

対処法

予防するためには、適度に運動する、ミネラルを十分にとる、寝返りしやすい枕に変えるなどありますが、疲れをためないような工夫をするのが大切です。
発症したら職場でも自宅でもあまり首を動かさないようにしてください。包帯等で固定しますと、動きが制限されて首の筋肉をカバーしてくれますので、早く良くなります。痛みの激しい方は、固定することをお勧めします。

お風呂は患部を温めると炎症が悪化する可能性がありますので首までつからないようにしてください。また、腰や足といったほかの部分も、あまり温めないようにしてください。

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